大学院受験の英語学習をしている各生徒達へのサポートメール送信の趣旨

受験日までの間に、取り組むべき課題を示し、自分が今どの地点にあり、どの能力を身についけて行くべきなのか、希望者には定期的に、授業の内容や進み具合を確認できるようにサポートメールを送信し、英語学習のアドバイスを致します。英語の学術論文や米大や英大の教科書を題材に、専門性の高い英文もすらすら読めるように志望校合格までサポートします。

下記が大学院受験の英語の生徒へのサポートメールの例となります。

ACT英語学校の□□です。○○さん、こんばんは。学習方法についてのご相談でしたね。和訳、英訳、要約スタイルの出題が主流の大学院入試で、いきなりの正面勝負は歯が立たず、どこから手をつけて学習していいかわからないということでしたね。実は揺るぎない英文解析力に裏付けされた実践的な解答力(適切な訳語を割り当てる技術や自分の言葉で的確にまとめて表現する力、専門分野や関連分野に対しての予備知識)がないと合格点がもらえない試験問題になっています。

まずは英語のしくみをひも解くために、文法、アカデミックな文章に必要な語彙、文の構造を見抜く構文と、この3つの基本がベースにないと砂の上に家を建てるに等しい状態になってしまいます。逆に基本さえしっかり固まれば@訳し方、A英作文、B要約のポイントを訓練していけば合格点が取れるようになります。そういう意味ではまず基本の3要素をしっかり固めることが急務です。前回文法力チェックテストをした際は得意な単元もおありでしたが、関係詞、分詞構文、仮定法、強調・省略がやや苦手でいらっしゃるようでした。実はこれらの文法事項は和訳問題で要となっている部分ですので確実に自分のモノにしていく必要があります。

分かるまで、自信がつくまで授業でやっていきますのでご安心ください。まずは前回の授業でやった5文型の宿題をしっかりやっていただけたらと思います。次の授業でさらに理解度チェックもしますので確実に身につくようにしていきますよ。大学院合格の栄光を共に分かち合えるように励んでまいりましょう。それでは次回の授業でお会いできることを楽しみにしています。よろしくお願いします。

ご質問にメールにて回答(アドバイス)

こんにちは、○○さん、ご質問にお答えします。宿題のHowever, should permanent settlement be established, any children ~. の下線部訳がよくわからないとのことでしたね。英語の場合オーソドックスな英文の形とは違和感を覚える場合、たいてい、省略、倒置が起きています。今回は仮定法のIfの省略による次の2語の倒置現象で「万が一永久的な住居が建てられると」と訳せば正解になります。やはり文法の知識が訳に立ちますね。昔に習った、仮定法の文法解説の部分をよく見なおして頂くと、きっとご納得だと思います。

それから、みんながつまづくところのヒントを出しておきます。so~that構文やIt that構文に、It is ….that~.の強調構文もその違いを理解していることをアピールできるような和訳にして下さいね。和訳問題は必ず文法的、構文的に押さえるべきポイントがあり、そこをふまえた、こなれた訳になっているかが採点基準になります。

それから前回単語テスト満点でしたね。素晴らしかったですね。次回も単語テストを行います。やや難しい単語もありますが、今の調子で語彙増強していただけたらと思います。また何かありましたら授業時でもメールでもお気軽にお問い合わせください。効率的で楽しく学習していただけるようにサポートしていきます。今後もよろしくおねがいします。

ACT英語学校 戸部平沼橋教室

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